土地活用
駐車場からの転換などの土地の有効活用事例
スケルトン構造の自由度と使い勝手を追求した設備仕様で汎用性の高い1棟が完成
これまで賃貸住宅を多く手掛けられてきたH様ご夫妻にとって初めてのチャレンジとなったテナントビル『Yoshi Bill』。
経験されてわかった利点や、今のお気持ちなどを伺いました。
建物名 | Yoshi Bill |
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所在地 | 東京都杉並区 |
敷地面積 | 279.51㎡(89.99坪) |
建物規模 | 地上3階建/店舗1区画・事務所2区画 |
竣工時期 | 2020年10月 |
オーナー様の声
「他社は揃ってレジデンスを勧めてこられる中、ユーレックさんだけがテナントビルを提案してくれました。
それを含め、他社にはないコンサルティング力の高さを感じました。
営業担当だった齋藤さんや金子さんから詳細を伺うまで、
今回のケースで還付を受けた税制についてはまったく知りませんでした。
建築費にかかる消費税の大部分が戻ってきた効果はとても大きかったです」
消費税の還付もテナントビル初経営の後押しに
荻窪駅から徒歩5分。
利便性の高い立地に、H様が建物付きの土地を購入されたのは約5年前でした。
H様と弊社とのご縁は平成元年、お住まいも兼ねた賃貸マンションの計画時、
建材関連の会社にお勤めだったお父様が、大成建設の知人にお声がけくださったことがきっかけとなり、
後に弊社で担当させていただくことになりました。
今回も、「頑丈で長持ちする建物にしたいので、安心してお任せできるユーレックさんに是非お願いしたい」
とご依頼いただきました。
既存のテナントとの退去交渉が長引いた後に工事が開始。
それまで賃貸住宅のみを所有されていたH様にとって、
『Yoshi Bill』は初のテナントビルとなります。
「他社は揃ってレジデンスを勧めてこられる中、ユーレックさんだけがテナントビルを提案してくれました。
それを含め、他社にはないコンサルティング力の高さを感じました」とH様。
新しいことにチャレンジしてみたいという想いのほか、決断の決め手となったのが、
『大成ユーレックのテナント情報システム』と『テナントビル建築に伴う消費税還付』でした。
「営業担当だった齋藤さんや金子さんから詳細を伺うまで、そのような税制があることも知りませんでした。
建築費にかかる消費税の大部分が戻ってきた効果はとても大きかったです」と笑顔で語られます。
営業担当だった弊社の齋藤も
「このように大きなメリットのある情報を、もっと多くのオーナー様に知っていただきたいです」
と話します。
様々なニーズに応える汎用性の高い建物に
設計にあたっては、H様より長期的に将来を見据え、
テナント選びの間口が広がる汎用性の高い造りにしたいとのご要望がありました。
「フロア貸しも想定されましたし、また当初は、クリニックから手が挙がったこともあり、
屋内外の2か所に階段を配したほか、3階建てでは贅沢なエレベータも設けました。
さらに屋上の電気室は、大幅な電力アップにも対応できるよう余裕ある設計になっています」
と営業担当の金子。
いくつかのテナントマッチングが検討される中、
現在入居しているアニメ制作会社が候補にあがったのは竣工の2~3か月前。
「長引くコロナ禍で他のテナント候補が二の足を踏む中、
その会社は業績が好調で我々の条件に快く応じてくださいました。
1棟貸しなら管理の面でもメリットがあるので、とてもいいご縁でしたね」とH様。
建物自体はシンプルなフォルムなので、
外壁とエントランスにはこだわって特別感を出されたいとの想いがご夫婦共におありで、
日頃から周囲の物件の外装や壁材などに注目されていたとのこと。
「当時は散歩途中にもアンテナを巡らせていましたね。
気に入った建物を見つけて齋藤さんや金子さんに『こんな雰囲気はどうかしら?』
と現地を見に行っていただいたこともありました」と奥様。
こうしてオーナー様ご夫妻のご意見を反映させた、
南欧リゾートを思わせる漆喰のような温かみある風合いの白壁、
シンプルな外観のアクセントにもなっている開放感のある窓が印象的な
『Yoshi Bill』が完成に至りました。
インタビューの最後にコロナ禍での道のりを振り返り、
「こんな状況の中、大成ユーレックさんにはとてもスムーズに計画を進行してもらいました。
私どもの都合で工事が半月遅れたのにも関わらず、竣工予定より早く完成させてくださり、感謝しています」
とH様は笑顔で労ってくださいました。
弊社担当者との打ち合わせ風景
H様のご自宅にて。左から、H様、弊社金子、奥様、弊社齋藤。