リニューアル
集合住宅などの大規模修繕実施例
シンボリックな外装をメインに大規模修繕
築15年を迎え、将来の安心・安全のために大規模改修を実施。
建物外観の美しさもよみがえりました。
建物名 | トーク |
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所在地 | 東京都大田区 |
改修内容 | 大規模修繕工事 |
建物規模 | 7階建-41戸 |
工期 | 1995年10月竣工/2010年4月改修 |
オーナー様の声
「建物には10年間トラブルもなく、
外観にも大きな傷みはありませんでした。
でも10年は1つの節目。入居者の皆さんが快適に暮らせるように、
より良い環境づくりをしようということで改修工事に着手しました」
より効果的な施工方法を模索し、打合せを重ねて進行したリニューアル工事
最寄り駅から程近い住宅街に建つ「トーク」は、
角地にあって、バルコニー全面に印象的なデザインをしつらえた賃貸マンションです。
オーナーのS様は、日頃からご自身で建物管理にあたっていらっしゃいますが、
築15年を経て大規模な改修を実施されました。
「15年が経ち、時期的に必要だと感じました。
メインは、外壁のトライアングル部分のメンテナンスです。
汚れが目立っていたので新築時の設計士さんとも相談して決めました。」
そのメインの外壁は、石調の吹き付け仕上げで、
そのまま上塗りすると下地から剥離するのではないかという懸念もあり、
様々な施工方法を一緒に検討されました。
結果、既存の吹き付けを全て取り去り、下地から作り直して再塗装しています。
建物のメイン部分ですから、施工現場では、
仮設足場の壁繋ぎを壁面に設置しないなどの工夫をして行いました。
「これまでに気がついたところはその都度対処してきました。
今回は鉄部の塗装もあったのですが、経験から上塗りは避けたかったので、
剥離材で綺麗にする方法を提案してもらい、採用しました。」コンクリート手摺については、
単に塗装するのではなく、天面を削り出しにするという手法を採用するなど、
より良い方法を施工担当と細かい打合せを重ねて模索し、実施されています。
明確な計画性は日頃の建物管理から。
入居者募集などの業務以外は管理会社を設立して自ら行っていらっしゃるS様は、
上段部があいている自転車ラックを見直したり、
自転車管理用シールを配布して整理するなど、
管理の目を行き渡らせていらっしゃいます。
「入居者と接する立場上、設備に関する知識も必要ですし、
自分の建物ですから日頃から情報収集を心掛けています。
他人に任せ切りにせず、メンテナンスなども自分で出来ることは自分でやるようにしています。」
建物への愛情も特別です。改修工事を終えて、
「気掛かりだった外壁の対策も出来てほっとしました。
現段階でやる必要のあることとないことを的確に見極められるのは施工元ならではですから、
大規模改修では大成ユーレックさんに依頼してよかったと感じています。
今回は屋上防水のメンテナンスを見送りましたが、
大成さんに大丈夫といってもらえたので安心していられます。」との感想をいただきました。
明確な計画性をお持ちのS様のお気持ちにしっかりとお応えするため、
現場でも誠心誠意作業に臨ませていただきました。
これからも賃貸経営をサポートさせていただきたいと思います。