リニューアル
集合住宅などの大規模修繕実施例
“はがす”ではなく“上から張る” 新発想の外壁改修方法で、スムーズな工事を実現
「入居テナント様に迷惑をかけずに外壁まわりの改修工事を行いたい」
そんなオーナー様のご希望を叶えるシート型建材による施工で生まれ変わった『メアリヒト吉祥寺ビル』
工事完成までの経緯を伺いました。
建物名 | メアリヒト吉祥寺ビル |
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所在地 | 東京都武蔵野市 |
改修内容 | 外壁改修 |
建物規模 | 地上8階建-1棟 |
工期 | 2022年3月~2022年7月 |
オーナー様の声
「今回はニーズに合った本当に良い提案、工事をしてもらい、大変満足しています。不動産賃貸業の我々にとって、何かあった時、相談できる先は不可欠なのですが、今回のご縁で良き相談相手ができて心強い限りです」

入居テナントの負担を抑える最良の改修方法を模索
C社様は、1957年の設立以来、首都圏を中心に複数の商業・オフィスビルや賃貸マンションを所有されています。
『メアリヒト吉祥寺ビル』は、吉祥寺駅から徒歩2分、大通りに面した好立地ということもあり、
1981年竣工と築年数は経っていますが、長く満室で稼働している優良物件です。
「これまで、傷んだところはその都度修復してきましたが、外観には全く手をつけていませんでしたので、
今回外壁全体の改修を決断しました。」
とお話くださるのは社長のE様。
当物件は携帯電話のキャリアショップ他、英会話スクールや幼児教室など教育関連のテナントさんも
多く入居されていて、小さなお子様も含め、休みなく多くのお客様が出入りするため、
できるだけ営業に支障のない改修方法を模索されていたそうです。
「大きな音や臭いでご迷惑がかからない工事ができないかと考えていたところにユーレックさんから
他社にはない提案をいただきました」とE様。
当社からの提案は〝既存のタイルの必要な箇所のみ補修を行ったうえで、その上に軽量のシートを張る〟
という工法でした。
今回採用されたのは、SK化研社の超低汚染型天然石調・木目調シート建材『グラニピエーレ』。
カッターナイフで切断できる薄さでありながら、見た目は石材や木材と見紛うばかりの素材感で汚れにくく、
経年劣化がしにくいので、長く美しい外観が保てます。
「こんな施工方法があるとは知りませんでした。当初の発想は、建物に穴を開けて重いルーバーを設置するといった
従来のものでしたが、それでは建物に負担がかかります。しかし、この方法なら建物にかかる負担が最小限で済み、
また、不要なゴミも出ないので環境にもやさしい。更には音が静かで工期も短い」
また、I様は「破損したところだけピンポイントで張り替えができるのも魅力でした」
と、アフターメンテナンスまで考えてのご決断だったことをお話くださいました。


間近で見ても石材と変わらない出来映えにひと目で決断
色や素材感など数パターンご提案した中で、従来の重厚で落ち着きのあるイメージを損なわず、
かつ明るい印象のものが選ばれました。
「見学させてもらった物件が、ちょうど今回と同じグレーの御影石調のデザインで、
ひと目で気に入りました。近くで見て、触っても、石材と遜色なく驚きました」とO様。
「小さなサンプルと、実際に施工された建物を見るのとでは印象が違うので、実物を見学できてよかったです」とI様。
外観がリフレッシュして生まれ変わった『メアリヒト吉祥寺ビル』。
「今回はニーズに合った本当に良い提案、工事をしてもらい、大変満足しています。
不動産賃貸業の我々にとって、何かあった時に相談できる先は不可欠なのですが、
今回のご縁で良き相談相手ができて心強い限りです」。
E社長より取材終わりにありがたいお言葉をいただきました。


弊社担当者との打ち合わせ風景
前列右より社長のE様、弊社の営業担当の雲野。
後列右より外装工事を担当されたO様、I様。