リニューアル
集合住宅などの大規模修繕実施例
女子学生の受け入れ開始に伴う
リニューアル工事を実施。
安全性と快適性が向上しました。
建物名 | 久敬社塾 |
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所在地 | 神奈川県川崎市 |
改修内容 | 一部内装のリノベーション工事・セキュリティ工事・鉄部塗装工事 |
建物規模 | 3階建-45室-1棟 |
工期 | 2021年1月 改修 |
オーナー様の声
「今回のリニューアル工事にあたって何社かの建設業者を比較検討しました。
決め手になったのはやはり信頼感だと思います。
大成ユーレックさんには新築、大規模改修とお世話になっていて、
建物の詳細をよく把握してもらっています。
工事のスピード感やクオリティ、アフターケアの対応力など、
大手企業ならではの安心感がありました」
女子学生受け入れのため3階を女子専用フロアに
学生たちに安全・快適な住環境と、
栄養バランスがとれたおいしい食事をリーズナブルに提供する『久敬社塾』。
敷地内には、共有スペースを有する共用棟と3階建ての寮生棟、
テニスコートやまかない棟があります。
現在、『久敬社塾』を厳しくも温かく見守るのが、
塾監を務めるY様と奥様。Y様はご自身も『久敬社塾』のご出身です。
『久敬社塾』のルーツは1871(明治4)年の佐賀県唐津市に遡ります。
当時、唐津藩は人材育成に注力し、唐津城内に英語学校『耐恒寮』を創設。
後に大蔵大臣や第20 代内閣総理大臣などを歴任した
高橋是清を英語教師として抜擢しました。
十分な教育を受けられるのは士族の子弟のみという時代に、
『耐恒寮』は女子学生の入学も認める先進的な方針を持っていました。
その後1年余りで高橋是清は東京へ戻りましたが、
熱心な学生たちが後を追って上京。
旧唐津藩の小笠原家当主・小笠原長行公の屋敷の一室で
「久敬社」を創立し、数年後には寄宿舎「久敬社塾」が誕生しました。
その後、何度かの移転を経て、1966(昭和41 )年に現在の地へ。
その際の新築工事を弊社にお任せいただいて以来のご縁になります。
当初は唐津出身者のみを受け入れていましたが、
数年前より全国から寮生を募集、
更に2021年春からは女子学生の受け入れも開始しました。
これを機に、共用棟3階を女子学生専用フロアにするためのリニューアル工事を実施。
「何社かの建設業者を比較検討しましたが、
決め手になったのはやはり信頼感だと思います。
大成ユーレックさんには新築、大規模改修とお世話になっていて、
建物の詳細をよく把握してもらっています。
工事のスピード感やクオリティ、アフターケアの対応力など、
大手企業ならではの安心感がありました」とY様。
安全を守るオートロック扉とゆったりバスルームを新設
女子学生の受け入れにあたり、最も重視されたのはセキュリティでした。
3階入口には、スマートフォンや交通系ICカードで開錠できるオートロック付き扉を新設。
さらに共用棟エントランスにもオートロックが追加されました。
また、大タイプの居室をリフォームし、2つのバスルームと洗面化粧台、脱衣スペースを新設。
さらにトイレをウォシュレット付きに替え、
全自動式洗濯機を2台設置し、快適性を向上させました。
春から新たな歴史の1ページが始まる『久敬社塾』
ご夫妻が今後について語ってくださいました。
「『久敬社』には「学ぶ学徒、飛躍の学徒を育てる」という理念があるので、
時代が変わってもそれは大切にしていきたいですね。
今後は男女の別なく、協力して生き抜いていける若者を育てていくことが、
我々の責務だと思っています。そしてこんな時代だからこそ、
コミュニケーションの大切さを知ってほしいです」とY様。
「女子学生を受け入れる設備は整いました。
今後は学生たちが健やかにのびのびと過ごせる
より良い環境をつくっていきたいですね」と奥様も笑顔で応えられました。