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コラム

2015年11月02日

経営する賃貸マンションの付加価値に「カスタマイズ賃貸」

入居者に今人気の「カスタマイズ賃貸」その魅力とは?

入居者の満足度向上に加え賃貸マンションオーナーにメリットも

「個性的な自分らしい部屋に住みたい」という入居者の間で今人気の「カスタマイズ賃貸」。 これは、内装を入居者の希望を取り入れて賃貸するというもので、最近では住宅情報誌のホームページでもこうした物件の特集ページが設けられたり、カスタマイズ賃貸物件を専門的に扱う仲介業者も登場するなど、一般紙上でも話題になっています。 「カスタマイズ賃貸」は、用意したメニューの中から入居者に好みのクロスを選んでもらい部分的に貼り替える程度のものから、築年数の経ったアパート・マンションなどでは、床材や設備の交換など大々的な改造をしているものもあります。 改修費用の負担方法は物件によって様々で、クロス代程度なら全額賃貸マンションオーナー負担というケースもあれば、大々的な改修は入居者の自費で行ってもらい、退去時の原状回復義務を課さないケースもあります。 実施している賃貸マンションオーナーの中には「お金をかけて内装をやりかえるのは同じこと。それなら“自分好みにできる”を特長に」と、所有マンションの新たな付加価値にしている方もいます。 実施する際に気をつけておきたいのは、改装内容の把握と退去時の原状回復ルールを契約書上できちんと取り決めておくこと。 入居者が自分好みに仕立てることで部屋に愛着を持ち、長く住み続けてくれればオーナーにとっても喜ばしいもの。センスよくカスタマイズされた部屋なら、次の入居者募集にも有利にはたらくかもしれません。

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